こんにちは。
最近、「若見え50代女性」として某テレビ番組に出演した桜井智子です!笑
最近生徒さんからこんな質問を頂きます。
「智子先生は舞台に立つ時緊張しないんですか?」 と。
そう聞かれて、私はこれまで舞台に立ったことを思い返してみると、
緊張しやすい方だけど、慣れもあるせいか最近は緊張してないな〜と思い、
「慣れがあるから最近はあんまり緊張しないですね!」と講師らしかなぬことを言ってしまいました。(反省)
その後、よくよく考えてみたら
生徒さんが求めていたことは慣れとかではなく、すぐにでも対策できる緊張しないようにするための方法が知りたかったのでは。。。と思いました。
なのでここでは、私がコンテストや発表会などで実践している ”緊張しないようにする方法” を1年前に受賞した「ミセス日本グランプリ」を例にご紹介しますね。
まず「ミセス日本グランプリ」について知りたい方のために簡単に概要を載せておきます。
ミセス日本グランプリとは
ミセスを対象とした全日本イベントとして「社会と向きあい社会貢献活動に関心を持ち健康的で知性と美しさを兼ねそなえたミセス」を選出するコンテストとして、毎年全国数百名の応募者の中から、各世代のグランプリを選出します。
※ミセス日本グランプリ公式サイトより
審査基準
健康的で知性と優美さを兼ねそなえ芸術・文化にも通じて活動的なライフ・スタイルをお持ちのミセス。
具体的には単なる美しさやパフォーマンスの競演だけではなく、日々の生活から体験した知恵や知識の表現と、社会貢献の意識も選考対象とします。※ミセス日本グランプリ公式サイトより
もっと詳しく知りたい方はこちら
緊張しないための方法① 「自分自身の動画を撮る」
実は私、この「ミセス日本グランプリ」で、グランプリを受賞する前、過去1回ほどセミファイナルで脱落した経験があります。
私は運がいいから普通にやればグランプリなんてすぐ取れるでしょ?と謎の自信がありましたが、
案の定すぐに落とされてしまいました(笑)
今思い返してみれば、そんな軽い気持ちでグランプリを取れると思っていた自分が恥ずかしいですが・・・
もしかしたら、落ちるのが怖くて逆に保守的になっていたのかもしれないですね。
それからは、次の年は絶対グランプリを取ってやる!という気持ちで日々コンテストのことを考えて練習に取り組みました。
そこで私がやっていた方法が ”動画を撮ること” です。
自分の歩き方や姿勢、表情などあらゆることを客観的に見つめ直すために、日々の生活やレッスンでの自分を動画に収めました。
すると、自分では気づかないようなことが動画を通して気づくってことが意外と多かったんです。
そこから動画→修正を繰り返していると、少しずつ変化が生まれ、それが本当の意味での自信にもなりました。
1年前とグランプリ受賞前を比べてみるとこんなに違いがあることがわかります。
(1年前)⬇︎
●セミファイナルのスピーチ時、膝の間が開いていたり、マイク調整もうまくできていない。
(グランプリ受賞時)⬇︎
◎ファイナルの時のスピーチ、しっかりとした姿勢を保ち、マイク調整もできて、口角も自然と上がり、余裕がある。
自分は大丈夫と思っていることでも、客観的にみてみると案外問題点がたくさんあるということは案外多くあります。
私の個人的な意見ですが、緊張とは、”他人にどう思われているか心配” という思いが強ければ強いほど緊張するような気がします。
つまり、しっかりと自分がどう見られているかをある程度分かっていれば、緊張は軽減されるのではないかと思います。
そのための方法の1つとして ”自分を動画に撮って自分を客観的に評価する” という方法がオススメです。
緊張しないための方法その② 「1人の人に語りかける」
コンテストや発表会など ”大勢の人の前で話す” ということは誰でも緊張することだと思います。
例えば、仕事のペロジェクトで大勢の人の前でプレゼンをする機会が訪れたとすると、緊張しますよね。
私も「ミセス日本グランプリ」で人前でスピーチをする種目がありましたが、かなり緊張しました。
大勢の人の前で話すということは誰しもが緊張をするものです。
そういう時に少しでも緊張を和らげる方法として私が今でも実践しているのが ”1人の人に語りかける” という方法です。
これは身近な人でも本当に伝えたい人でも架空の人でも構いません。
とにかくその人1人に話すんです。
大勢の人の前で話すとどうしても、「色んな人が聞いている」という危機感から焦りが出て、結果緊張してしまうということになります。
自分の意思を伝える時、全員に納得してもらおうとするとなかなかうまくいきません。
なぜなら、全員に納得してもらおうとするばかり、肝心な ”何を伝えたいのか” という本質が相手に残らないからです。
そうなってしまっては本末転倒。
当たり障りのないことをいうのは敵も作らずに気が楽ですが、せっかくのチャンスを逃してしまうかもしれません。
”緊張しない方法” という質問の答えからは少しずれちゃいましたが、架空の人物を想定してその人1人に語りかける
というのは、コンテストや発表会などで使える大事なテクニックだと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ここでは
今回は私が「ミセス日本グランプリ」で実際に経験したことを例に”緊張しない方法”を2つご紹介しましたが、緊張が必ずしもいけないということではありません。
緊張という感情は誰しもが起こる当たり前の現象です。
大事なのは、それを受け入れてどう活かすかだと思います。
コンテストや発表会に限らず、面接やプレゼンなど人生においてここが勝負!という時は誰でも緊張します。
そんな時に是非この2つの方法を試してみてくださいね。