「智子さんは勝ち組ですね」と言って下さる方がいます。
「勝ち組」って何だろう?
幸いなことに私は健康に恵まれていて、生活に不自由することは今のところありません。でも、ほかの部分で人と比べて自分が勝っていると思ったことは一度もありません。
むしろ、いつも「危機感」みたいなものを抱き、常に前に進んでいかなければと思っています。
その中で思い通りにならないことも沢山あります。うまくいかないこともあります。
でも、その時、挫折を感じたことはありません。逆にその思い通りにならないことを、次は何とかクリアしようと奮起する気持ちの方が強いです。
例えば恋愛でいうと、男性とお付合いをすると、だいたい私の方が振られてきました。特にしつこくするとか、性格的に変なわけでは無いと思うのですが、まあ、ご縁が無かったということでしょう。笑
いつも、なんとなく自然消滅みたいな感じです。
「あ、私振られちゃうのかな?」と思っていると、そのままフェードアウト。このパターンが多かったように思います。
さすがにしばらくは、私でも落ち込みました。食事も喉に通らない時もありました。でも、そのうちに「もっと魅力的な女性になろう!」と、気持ちが切り替わりスイッチが入る時期が訪れます。
そこからの私は強いです。どんなことをすれば綺麗になれるだろう?魅力的になれるだろう?と研究を始めるわけです。
そこには外見だけではなく、資格取得の勉強なども含めて、内面を充実させることにも目を向けます。だから、いつの間にか資格も今まで沢山取って来ました。最初は、悔しい気持ちから自分磨きが始まっているのですが、振り返ると、今まで振られた経験は、自分を高めてくれる絶好のチャンスだったのだと心から思います。これは決して強がりではありません。
おそらく、そのままハッピーエンドであったとしたら、そこで私の綺麗になりたい!という気持ちは止まっていて、なんということのない人生を歩んでいたことでしょう。恋愛に勝ち負けはないはずですが、おそらく悔しい気持ちがバネになって自分を前に前に進ませてきたんだと思います。
このようなことは恋愛だけではありません。今まで、思い通りにいかないことやストレスも沢山ありましたが、それらをいつも自分を奮起させる材料にしながら、自分を高めてきました。決して「勝ち組」なんかではありません。悔しい経験があるからこそ、強くなれるんだと思います。そうやって前に進んでいくと、勝つチャンスが巡ってくるんだと思います。
2017年に「ミセス日本グランプリ」でグランプリを受賞した時のことも、このような経験から来ているように思います。決して、初めからうまくいっていたのではありません。そのことについては、また次回に書くことにします。
